マークスクエア

仕事の視点 マークスクエアの中の人

担当・職種 プロジェクトエンジニアリング

小林 義明

勤続年数 12年

社員から見た会社の特徴

仕事内容は一般的な店舗内装の監理とは少し違っています。
一般的な店舗内装の監理は設計者から図面をもらいその図面をもとにそのまま積算・発注・制作・納品の流れになります。またその流れの中で打合せを行いますが、基本設計図面の情報だけで業務を進めることが多いと思います。

例えば図面情報だけで納品まで進んだ結果使い辛いものになってしまう場合や、設計者の選定してるマテリアルで他に同じ機能で安価な商品があるにも関わらず高額なものを選定しそのまま進行する等。
一般的な店舗内装の監理者はクライアントに対して上記のような提案、コントロール、調整等をあまりしているように感じません。
その為納品した結果がクライアントの不利益につながっていても設計図の情報だけで納品していることが多く自社の利益を追求するだけの行為に終始してしまう傾向があります。

それと比べてマークスクエアは違います。
設計図面をもらいその設計図面から情報をくみとり分解して一つ一つを丁寧にもう一度構築していきます。
実際に設計図に書いてある寸法だけではなく、納品したことを想定してスケールの確認や他の什器との組み合わせ及びその汎用性等の検証。
また、設計者が選定しているマテリアルに対してスケジュールのコントロールをしながらVE(バリューエンジニアリング)を視野に入れて、クライアントと設計者の間に入り広い視野で物件をプロジェクトマネジメントしていきます。

一見店舗内装の監理者ですが、クライアントと設計者に非常に近い目線でプロジェクトを進行させていきます。
その点が一般的な店舗内装の監理とは大きく違うところになります。
そのため丸投げはせず、現場には必ず出向き協力業者の方々や職人さんとコミュニケーションをとりながら、クライアントや設計者の求める目線と合わせるようにとことん話し合い現場を進めていきます。

また現場や什器等の制作物の進め方は高圧的な指導ではなくどうしたら求めるクオリティや無駄なコストを抑えることが出来るかろみんなで共に考え、お互いを尊重しながら次につながる店舗作りをしています。

その為業務内容は多岐に渡り大変なこともありますが、竣工時には達成感や中身の濃い店舗が出来上がります。
私も最初から専門知識や経験があるわけではなく最初は素人でしたが、自然に店舗を作り上げていく楽しさや達成感に惹かれていき今に至ります。物を作っていくことを誠実で真剣に取り組めば自然と楽しみや充実感が得られる仕事内容だと感じています。